パキスタンの裁判所は10月19日、ナワズ・シャリフ元首相の保釈を認め、逮捕を阻止し、同首相が亡命先から帰国することを可能にした。
パキスタンの路上にいるナワズ・シャリー氏の画像。写真:AFP
弁護士のアザム・ナジール・タラール氏は記者団に対し、保釈により、シャリフ氏が10月24日に法廷に出廷するまで当局は同氏を逮捕できないと語った。同氏は10月21日にラホールに戻り、歓迎集会が開かれるとみられる。
「これは新たな始まりだ。彼の復帰は大きな進展となるだろう」と、シャリフ氏率いるパキスタン・ムスリム連盟・ナワーズ派(PML-N)のラジャ・ムハンマド・ザファル・ウル・ハク議長は述べた。
「パンジャブの獅子」と呼ばれたシャリフ氏は、1990年から3期にわたり同国の首相を務めた。1993年に汚職で解任され、1997年に首相に復帰したが、2年後に軍事クーデターで失脚した。
彼の最後の任期は2017年に終了し、最高裁判所は贈賄疑惑により彼に政治活動を終身禁止する命令を下したが、彼はこれを否定した。
2018年に彼は汚職罪で有罪判決を受け、懲役7年の刑を宣告された。しかし2019年、裁判所は彼が治療のためにロンドンへ行くことを許可し、彼はそこで亡命生活を送ることを選択した。
シャリフ氏はイムラン・カーン元首相のライバルだ。カーン氏は昨年議会から追放され、現在も獄中にあり、今年初めには汚職の有罪判決も受けている。
チュンキエン(AFP通信による)
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