OPEC+が石油生産を削減。 (出典:ロイター) |
会議後の共同声明では、「参加国は、2024年1月1日から2024年12月31日まで、OPEC加盟国と非加盟国の合計原油生産量を日量4,046万バレルに調整することを決定した」と述べられた。
具体的には、サウジアラビアは原油生産量を日量1,047万8,000バレルで維持する一方、ロシアは2024年1月から日量生産量をさらに65万バレル削減し、日量982万8,000バレルとする。
「これは2023年2月までの必要生産量であり、二次情報源の平均に基づいて評価された。ロシアが二次情報源と調整して生産量を更新しているため、2023年6月に修正される可能性がある」とOPECのメモには記されている。
OPECプラスは、今回の変更は、過去数年にわたる積極的かつ成功したアプローチを考慮し、市場に長期的な方向性を示しながら、安定した石油市場を目指して努力し維持するという同協会とその外部パートナーの継続的な取り組みに沿ったものだと述べた。
OPEC+の修正された約束により、2024年には合計で日量約140万バレルの生産量が削減されると推定される。
同日、サウジアラビアエネルギー省は、2023年7月に日量100万バレルの生産量削減を実施し、リヤドが必要と判断した場合は削減期間を延長する可能性があると発表した。
イラク、オマーン、アルジェリア、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)など、OPECプラスの枠組み内の他のいくつかの国も、2024年末までにそれぞれ日量21万1,000バレル、4万バレル、4万8,000バレル、12万8,000バレル、14万4,000バレルのレベルで原油生産を自主的にさらに削減すると発表した。
OPEC+は次回の会合を11月26日にウィーンで開催する。
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