ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9月22日、米国ペンシルベニア州スクラントンにあるスクラントン陸軍弾薬工場を訪問した（写真：AFP）。
ゼレンスキー大統領は9月22日、米国への注目度の高い訪問を開始し、ペンシルベニア州の軍需工場を訪問した。同大統領はジョー・バイデン大統領と他の同盟国に対し、ロシアを倒すための計画を提示するとみられている。
ゼレンスキー氏は、ロシア国内の標的に長距離ミサイルを使用するというキエフの長年の要請を含む「勝利計画」全体をバイデン氏に概説し、その後、両大統領候補、米議員、国際パートナーと共有する予定だ。
「この秋にこの戦争の将来が決まるだろう」とゼレンスキー氏は米国に着陸する前の飛行機からソーシャルネットワークXに投稿した。
「パートナーと共に、我々は勝利、真に公正な平和のための共通の勝利に必要な立場を強化することができる」と彼は書いた。
ゼレンスキー氏はバイデン氏の故郷にあるスクラントン陸軍弾薬工場から米国訪問を開始した。そこで彼は、ウクライナに弾薬を供給した労働者たちに感謝の意を表し、この施設ではキエフにとって不可欠な155ミリ砲弾の生産を強化すると述べた。
「このような場所こそ、民主主義が勝利できるということを本当に実感できる場所だ」と彼は語った。 「ウクライナ、米国、そしてすべてのパートナー国で、人命が守られるよう休みなく働いている人々に感謝します」と彼は強調した。
ゼレンスキー氏は、ロシア奥地への攻撃に備えてウクライナの同盟国に対し、武器制限を緩和するよう圧力をかけている。しかし、米国と西側諸国は、モスクワとの緊張が制御不能にエスカレートすることを懸念し、依然として躊躇している。ゼレンスキー氏は今回の訪問で自身の主張が聞き入れられることを期待している。
ゼレンスキー大統領はニューヨークを訪問し、9月24日に国連総会で演説し、南半球、G7、欧州、国際機関の指導者らと会談する予定だ。
その後、バイデン氏と民主党候補のカマラ・ハリス氏と会談するためワシントンに向かう予定。
「この勝利計画について彼女がどう考えているか知りたい。先ほど言ったように、この計画は今必要なことだけを盛り込むのではなく、11月以降の状況も考慮に入れている。つまり、米国はまもなく新大統領を迎えるので、我々は各候補者とこの件について話し合う必要がある」と同氏は強調した。
ハリス氏はウクライナとNATO同盟国への支持を表明した。彼女は、大統領に選出された場合、バイデン氏の親ウクライナ政策を継続すると述べた。
ゼレンスキー氏はまた、大統領選に当選すれば24時間以内にウクライナ戦争を終わらせることができると繰り返し主張している共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領とも会談する予定だ。
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出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/ong-zelensky-den-my-trinh-bay-ke-hoach-de-chien-thang-nga-20240923172246627.htm
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