ロイター通信によると、トランプ氏は9月20日、アイオワ州で支持者に向けて演説し、米国とメキシコの国境での不法越境が過去最高水準に達していることを「侵略」と表現した。
ドナルド・トランプ前大統領は9月20日、アイオワ州ドゥビュークで選挙活動を行った。
「就任後、私はバイデン政権の国境開放政策を直ちに終了する。海外に駐留している数千人の米軍兵士を帰国させることも含め、この侵略を阻止するために必要なあらゆる手段を講じなければならないことを明確にする」とトランプ氏は述べた。アメリカの南の国境を越えようとする人々の大半は中米諸国出身者である。
さらに、トランプ前大統領は、イスラム教徒が多数を占める多くの国からの人々が米国に入国するのを防ぐため、在任中(2017~2021年)に発令した渡航禁止令を拡大すると発表した。
トランプ氏のライバルである共和党議員らは最近、移民政策への関心を高めており、国境通過に対する厳しい措置を約束している。
ジョー・バイデン大統領の政権は国境政策を断固として擁護し、利用可能なあらゆる手段を講じていると述べた。ホワイトハウスはまた、議会に対し、システムの欠陥を修正するための法案を可決するよう求めた。
先週、共和党の大統領候補であるフロリダ州知事ロン・デサンティス氏は、当選すれば国境に軍隊を派遣し、麻薬カルテルのメンバーに対する致死的な武力の使用を許可すると述べた。
ロイター/イプソスが9月に実施した世論調査によると、共和党員の約6人に1人が移民問題を米国が直面する最も差し迫った問題とみなしている。この割合は、経済と犯罪という他の 2 つの重要な問題に次ぐものです。
現在、トランプ氏は2024年米国大統領選挙の共和党候補指名の最有力候補だ。アイオワ州での共和党候補を選ぶ投票は2024年1月に行われる。デサンティス氏は最大のライバルであるにもかかわらず、世論調査ではトランプ氏に約40パーセントポイントも大きく遅れをとっている。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)