フィナンシャル・タイムズ(FT)に掲載された記事の中で、アメリカの政治学者フランシス・フクヤマ氏は、共和党候補のドナルド・トランプ氏が米国の指導者として権力を握った場合、ウクライナは他の国際的要因よりも大きな損害を被るだろうとコメントした。
トランプ大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9月27日、米国ニューヨークのトランプタワーで会談した。(出典:nytimes) |
「ウクライナは最大の敗者だ。ロシアとの軍事闘争は選挙前から衰えており、トランプ氏は共和党がこの冬6か月間やったように、武器供給を拒否することでキエフにモスクワの条件で和解するよう強いる可能性がある」とフクヤマ氏は予測した。
フクヤマ氏は、トランプ大統領がNATOからの脱退をちらつかせていることを想起し、「たとえ脱退しなくても、相互防衛に関する北大西洋条約第5条の履行を拒否することで同盟関係を深刻に弱体化させる可能性がある」と述べた。
「NATOのリーダーとして米国に代わる欧州の英雄はいない。米国が将来ロシアや中国に対抗できるかどうかも大きな疑問だ。米国の東アジアの同盟国や友好国も状況は良くない。トランプ氏は中国に対して厳しい姿勢だが、習近平氏の強い個性を高く評価している」とフクヤマ氏は指摘した。
フクヤマ氏は、トランプ氏が2期目では1期目よりも「はるかに効果的に」政策を達成するだろうと信じる十分な理由があると主張している。
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出典: https://baoquocte.vn/chuyen-gia-ong-trump-len-nam-quyen-khong-co-nguoi-hung-chau-au-nao-co-the-thay-the-my-ukraine-la-ben-thhua-thiet-nhat-293114.html
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