「ジャンコイ空港でロシア軍人約30人が死亡、約80人が負傷した」とクリミアのテレグラムチャンネル「クリミア・ウインド」は4月17日に報じた。
ニューズウィーク誌によると、クリミア・ウィンドはクリミア地域に重点を置く親ウクライナの監視団体であり、信頼できる情報を頻繁に提供している。
南ウクライナ軍の報道官ナタリア・フメニウク氏は、ジャンコイは正当な軍事目標であると述べたが、それ以上の詳細については明らかにしなかった。
「ここが軍用飛行場であることは明らかであり、正当な標的であることを意味します。ロシアは資産を損害から守るために定期的に移動させています。しかし、必ずしも成功するとは限りません」と報道官は付け加えた。
ロシアの人気軍事ブロガー、Rybar氏は、ウクライナ軍が10発以上の陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)を使ってロシアのジャンコイ空軍基地を攻撃したと報じた。ブロガーはミサイルが2波に分けて発射されたと述べた。
ロシアは上記の情報についてまだコメントしていない。
ロシアのクリミア半島にあるジャンコイ軍用空港が攻撃を受ける
今朝、ロシアとウクライナの情報源からソーシャルメディア上で広く拡散されたビデオ映像には、閃光や大きな爆発音、サイレンが映っている。世界中の火災を追跡しているNASAの火災情報資源管理システムのデータによると、ジャンコイのすぐ外側で一夜にして6件の火災が発生したことがわかった。
複数のテレグラムチャンネルでは、現地時間午前4時直前に一連の爆発が始まったと報告され、付近の道路が封鎖されたという。
クリミアからヘルソン地域への検問所の南に位置するジャンコイは、主要な軍事拠点である。クリミア半島にあるロシア最大級の空港の一つがあるジャンコイは、ロシア軍の地上補給の重要な拠点となっている。
ジャンコイで以前に撮影された衛星画像では、ロシアが現場に多数のヘリコプターと高度な防空システムを配備していることが示されていた。今月初め、クリミア半島で活動する親ウクライナ団体は、ジャンコイを含む同半島に防空システムが設置されたことを検知したと発表していた。アテシュグループは、ジャンコイ空港周辺に増設された防空ミサイルシステムは「いかなる形であれカモフラージュされていなかった」と述べた。
地図上のジャンコイの位置(写真:BBC)。
ウクライナはこれまでにもクリミア半島のロシア軍基地を攻撃している。
ウクライナ空軍は今年初め、クリミア半島西端の港湾都市セヴァストポリ近郊のベルベク空港へのミサイル攻撃を開始したと発表した。
2014年にロシアに併合されたクリミア半島は、ロシアがウクライナで軍事作戦を開始する重要な地域となっている。ロシアはクリミア半島からウクライナ南部の広大な領土を支配している。
黒海のクリミア半島は今も、ロシアがウクライナ付近に航空機や軍艦を展開する拠点となっている。
[広告2]
ソース
コメント (0)