AFP通信によると、10月27日以来、ミャンマー北部シャン州で3つの反政府勢力と軍の間で戦闘が勃発している。
タアン民族解放軍(TNLA)、アラカン軍(AA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の3つの反政府勢力は、ミャンマーと中国を結ぶ複数の軍の拠点と主要道路を制圧したと主張している。これら3つのグループは、自治権と資源の管理をめぐって軍と頻繁に衝突してきた。
特にTNLAは本日、この部隊がラショー市の東約40キロの地域でミャンマー軍と戦闘を行っていると発表した。ラショー町はミャンマー軍の北東部司令部の所在地である。
10月28日、ミャンマー・シャン州ラショーの軍事基地からミサイルが発射された。
ラショーの町では商店は営業を続けていたが、銀行は閉まっており、通りはいつもより静かだったと住民がAFPに語った。一部の住民は「治安部隊が軍事基地と空港周辺の道路を封鎖した」と語る。航空会社のチケット代理店は、ラショー空港発着の航空便は少なくとも明日11月1日までは運休となっていると述べた。
さらに10月30日、MNDAAは中国との国境地帯にあるチンシュエホーの町を占拠するメンバーを映した映像を公開した。 MNDAA、TNLA、AAは、10月27日以来、数十人の軍人が負傷、死亡、または捕虜になったことを確認した。
これに先立ち、ミャンマー軍事政権の報道官ゾー・ミン・トゥン氏は10月27日、反政府勢力がチンシュエホー、ラウカイ、クンロン地域の軍拠点を攻撃し、いくつかの前線基地を制圧したと発表していた。
戦闘が続く中、ミャンマーのグローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーによると、ミャンマー軍事政権のヤル・ピエ内務大臣は10月30日にネピドーで中国の王暁紅公安大臣と会談した。会談で両者は「両国の国境地域の平和と静穏」や法執行と安全保障に関する協力について協議した。
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