共同通信によると、故安倍晋三首相の追悼式には岸田文雄首相や妻の安倍昭恵氏も参列した。
岸田文雄首相は2023年7月8日、東京で行われた安倍晋三首相の追悼式で演説した。
追悼式後の会見で岸田首相は、自衛隊の法的地位を明確化するために日本の平和憲法を改正するなど安倍首相が達成できなかった目標に言及し、「国難の解決に全力を尽くし、未来への種を蒔き続ける」と述べた。
安倍晋三元首相の一周忌追悼式が2023年7月8日に東京・増上寺で執り行われる。
安倍首相が銃撃された奈良市の現場近くでは、朝から数十人が追悼の花を手向けるために列を作った。その中には「彼が亡くなったなんて信じられない」と語った35歳の女性もいた。
2023年7月8日、奈良市で行われた安倍晋三氏の追悼式で、1年前に彼が銃撃された大和西大寺駅の外で人々が祈りを捧げている。
「安倍氏を裁く方法はいろいろあるが、暴力の使用は許されない」と共同通信は奈良在住の会社員、杉山結衣さん(35)の言葉を引用した。
同社幹部の杉山勇人さん(58)は「事件を徹底的に捜査してほしい」と語った。
2023年7月8日、奈良市で安倍晋三元首相の一周忌追悼式が行われ、大和西大寺駅前で人々が祈りを捧げている。
安倍首相は衆院選の2日前に選挙演説中に至近距離から銃撃され、2022年7月8日に亡くなった。安全な社会を誇りとする日本では銃の所有が厳しく規制されているため、当時の銃乱射事件は国内外に衝撃を与えた。
犯人の山上哲也はその場で逮捕された。山上容疑者は統一教会に恨みを抱いており、同教会が容疑者の母親を破産させたと主張していた。容疑者はまた、故安倍首相がソーシャルメディアの投稿を通じて統一教会のイメージを広めたと非難した。
2023年7月8日、東京の増上寺で行われた安倍晋三元首相暗殺1周忌の式典で、人々が献花し祈りを捧げる中、警察官が警備に当たっている。
岸田首相はカルト教団とは何ら関係がないとしているが、閣僚の何人かがカルト教団と関係があることから、首相の支持率は就任以来最低に落ち込んでいる。
岸田氏率いる自民党は統一教会とのあらゆる関係を断つと発表し、閣僚の改造によって有権者の懸念を和らげようと努めている。
日本政府も2022年11月に統一教会への捜査を開始し、税制優遇措置を受ける宗教法人としての地位を剥奪することを検討するよう裁判所に要請する道を開いた。
安倍首相の銃撃事件以来、日本の警察も高官に対する警備を強化している。さらにNHKによると、各政党は安全確認を円滑にし、演説者と聴衆の距離を確保するため、屋内会場の使用を要請している。
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