(CLO)12月17日、日本とインドの宇宙スタートアップ企業2社は、レーザー搭載衛星を使った宇宙ゴミ除去の研究で協力協定を締結したと発表した。
東京に本社を置くオービタル・レーザーズ社とインドのロボット企業インスペシティ社は、機能停止した衛星の軌道離脱や宇宙船の寿命延長など、宇宙でのビジネスチャンスを模索すると述べた。
レーザーエネルギーを使って宇宙ゴミの回転を遅くするシステムを開発しているオービタル・レーザーズは、このシステムを宇宙でテストし、2027年までに事業者にサービスを提供すると発表した。オービタル・レーザーズのグローバルビジネスディレクター、アディティア・バラスカー氏によると、両社が日本とインドの規制要件を満たせば、このシステムはインスペシティの衛星に搭載される可能性があるという。
イラスト:AI
両社は研究を開始するための初期協力契約を締結した。 2022年に設立されたインスペシティは昨年150万ドルを調達し、一方オービタルレーザーズは1月の設立以来9億円(580万ドル)を調達している。
10月下旬、宇宙交通調整に関する国連専門家グループは、衛星や宇宙ゴミの数が急増していることを踏まえ、低地球軌道上の物体の監視と管理に緊急の対策が必要だと警告した。
衛星群が拡大し続ける中、現在では100社を超える企業が宇宙サービス分野に関わっています。日本の宇宙ゴミ削減の先駆者であるアストロスケールの岡田信幸最高経営責任者は、今年、この業界が急速に成長していると語った。
この共同プロジェクトは日本とインドの協力の好例であり、両国は2026年に打ち上げ予定の「月極地探査」(LUPEX)と呼ばれる共同ミッションにも協力している。
さらに、インドのロケットメーカーSkyrootと衛星メーカーHEX20も、将来の月軌道探査ミッションで日本の月探査会社ispaceと協力している。
2015年から宇宙ビジネス会議を主催している東京を拠点とする非営利団体SPACETIDEの石田正康事務局長は、商業宇宙分野における日印協力は、インドにおける防災や農業のための日本の衛星データソリューションによって推進されていると語った。
ゴック・アン(ロイター、エコノミック・タイムズによる)
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出典: https://www.congluan.vn/cac-cong-ty-nhat-ban-va-an-do-hop-tac-xu-ly-rac-vu-tru-bang-tia-laser-post326035.html
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