5月29日、日本の共同通信社は、北朝鮮が5月31日から6月11日の間に衛星を打ち上げる計画を日本に伝えたと報じた。
北朝鮮の金正恩委員長と娘の金周愛氏が5月16日、非常用衛星打ち上げ準備委員会を視察した。(出典:朝鮮中央通信) |
この情報は、平壌が初の軍事偵察衛星を軌道に乗せる準備をしている最中に明らかになった。
関係筋によると、北朝鮮はこの時期に日本政府に対し、危険海域を設定する計画を伝えていたという。
一方、 NHKは北朝鮮が衛星打ち上げ計画を国際海事機関(IMO)にも通報したと報じた。
この情報を受け、防衛省は同日、北朝鮮のミサイルをSM-3やパトリオットPAC-3ミサイルで破壊する準備を指示した。
松野官房長官は、衛星打ち上げを装ったいかなるロケット打ち上げも日本の安全保障に対する脅威であると述べた。
平壌は東京の反応についてコメントしていない。北朝鮮は、同国初の軍事偵察衛星をロケットに搭載する準備を完了したと発表しており、早ければ6月にも打ち上げられる可能性があるとの憶測が広がっている。
両国関係に関する他のニュースでは、同日、朝鮮中央通信(KCNA)が北朝鮮外務省の声明を引用し、日本が適切な態度を示すなら、北朝鮮は日本との交渉のテーブルに着く用意があると報じた。
この声明は、日本の岸田文雄首相が、1960年代と70年代に拉致された日本人問題を解決するため、北朝鮮の金正恩委員長と無条件で会談する用意があると表明した後に出された。
朝鮮中央通信が発表したプレスリリースで、北朝鮮の朴相吉外務次官は、日本側が「無条件」の会談について言及したものの、会談は拉致問題と平壌の自衛権の解決と関連しており、これが二国間関係改善の前提条件であると考えていると指摘した。
朴相吉次官によれば、21世紀に入り、北朝鮮と日本は2回首脳会談を行ったが、両国関係は改善していないという。
同氏は、日本が過去にとらわれず、変化する国際潮流に即し、時代に合った相互承認の概念に基づくより良い提案、新たな決定を提示し、関係改善を目指すのであれば、双方が会談しない理由はないと強調した。
[広告2]
ソース
コメント (0)