宇宙航空研究開発機構(JAXA)はライブ配信で、H3ロケット3号機が日本南西の島にある種子島宇宙センターから打ち上げられ、約5分後に第1段を分離し、約16分後に衛星を分離し、予定通り目標軌道に投入されたと発表した。
陸域観測技術衛星(ALOS-4)の主な任務は、地球を観測し、災害対応のためのデータを収集すること、また火山活動や地震活動、その他の地盤変動などの地図を作成することです。この衛星は、 防衛省が開発した赤外線センサーを使用して、ミサイル発射などの軍事活動を監視することもできる。
日本のH3ロケットが7月1日、種子島宇宙センターの発射台から打ち上げられた。写真:共同通信
JAXAの山川宏理事長は、7月1日の打ち上げ成功を日本の宇宙へのアクセスと国際競争力の確保に向けた「最初の大きな一歩」と称賛した。 「2回連続の飛行成功は国内外での信頼構築につながると信じている」
JAXAのH3プロジェクトマネージャ、有田誠氏は、ミッションは「ほぼ完璧な成功」だったと語った。
ALOS-4は現行のALOS-2の後継機であり、より広い範囲を観測することができます。日本は当面、両方を運用することになる。
今回の打ち上げは、H3システムにとって3回目となる。2月17日の打ち上げは成功し、その1年前にはロケットがALOS-3とみられる衛星とともに自爆するという衝撃的な初飛行の失敗があった。
日本は、安定した商業的に競争力のある宇宙輸送能力が宇宙計画と国家安全保障の鍵であると考えている。
JAXAと主契約者である三菱重工業(MHI)は、あと2回の飛行後に退役する予定の現在の主力ロケットH-2Aの後継としてH3ロケットシステムを開発した。
三菱重工は、最終的にはJAXAからH3の製造と打ち上げを引き継ぎ、打ち上げコストをH-2Aの半分程度にまで削減することで、商業的に実現可能なシステムにしたいと考えている。
三菱重工防衛宇宙事業部のH3プロジェクトマネージャー、志村浩二氏は「今後も実績を積み重ね、顧客の信頼を獲得していきたい」と語った。
ゴック・アン(AP通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/nhat-ban-phong-ve-tinh-tien-tien-co-the-phat-hien-tham-hoa-va-rui-ro-an-ninh-post301913.html
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