現在、日本を訪れる外国人観光客は免税店や特売場で買い物をする際に消費税の控除を受けることができます。しかし、この政策を悪用して日本国内で商品を購入し転売する人もいます。
日経アジア紙は11月25日、新しい規制により、外国人観光客は日本で商品を購入する際に消費税を支払わなければならず、購入が確認された後、出国時に税金の還付を受けることになると報じた。これは他の多くの国では一般的な慣習です。
ショッピングモールやその他の小売店は政策変更に対応する準備に時間を要するため、新しいアプローチは2025年度以降に発効する可能性が高い。
東京の免税店の前を歩く人々
日経アジアによると、日本の法律では、外国人観光客が日本に6か月未満滞在する場合は消費税の支払いが免除されており、個人のお土産として海外に持ち出す品物にのみ適用される。日本で転売される商品は免税対象外となります。
免税店は購入者が非居住者であるかどうかを確認し、免税購入に関する条件を説明し、購入記録を保存する必要があります。
無許可の転売目的で免税品を購入した場合、店舗はこれまで観光客には免除されていた消費税を支払わなければならない。
昨年12月、Apple Japan(Appleの日本子会社)は税務当局の調査を受け、2021年9月までの2年間に130億円(現在の為替レートで8,700万ドル)の消費税を追加で支払うよう求められたと報じられた。
アップルジャパンは、免税購入条件を満たさないiPhoneなどの購入を多く検知していないとの通知を受けたとみられる。
国税庁が2021年7月から2022年6月にかけて実施した調査で、消費税を申告していない企業が2万4000件あったことが分かった。当該期間の追徴税額総額は869億円で、前年比20%増加した。
日本には現在、免税店が約5万3000店あり、2013年の10倍以上に増えている。円安や政府の入国制限緩和により、日本への観光客数は回復しつつある。日本が免税手続きを世界共通の還付手続きに変更するよう求める声は多い。
政府当局は、与党である自民党と連立政権を担う公明党に、提案された改正案を伝えた。与党は来月発表する税制改革大綱に盛り込む予定の内容について議論する。
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