(CLO)日本、英国、イタリアの防衛相は、次世代戦闘機の共同開発を加速することで合意し、航空機メーカーと協力する共同機関の設立を発表した。
3カ国は、進化する脅威に直面する協力を強化するため、世界戦闘航空機計画(GCAP)の下、2022年から2035年までに配備可能な新型戦闘機を共同で生産することに合意した。
10月20日、中谷元防衛大臣は、イギリスのジョン・ヒーリー防衛相、イタリアのグイド・クロゼット防衛相と会談後、航空機の開発を監督するためにGCAP国際政府機構(GIGO)と呼ばれる共同機関が今年後半に設立される予定であると述べた。
この次世代ステルス戦闘機は、退役する日本が米国と共同開発したF2戦闘機や、英国、イタリア、スペイン、ドイツが共同開発したユーロファイター・タイフーンに代わる機体となる。
次世代戦闘機の1/10スケールモデル。写真:AP
このプロジェクトには、日本の三菱重工、英国のBAEシステムズ、イタリアのレオナルドなど複数の民間企業が関与している。
英国に拠点を置き、日本の関係者が率いるGIGOが、この航空機の開発を監督する。中谷氏は、最初の契約は来年締結される可能性があると語った。
先週東京で開催された主要な航空宇宙展示会で、三菱重工とその英国およびイタリアのパートナーは、GCAPブースで共同戦闘機の1/10スケールの模型を展示した。
GCAPにおけるMHIの上級代表である杉本明氏は、統合戦闘機の開発は日本のサプライヤーと日本の産業基盤にとって理にかなっていると語った。
杉本氏は、「両社の力を結集し、高品質な戦闘機を開発していくというのが基本的な考え方です。日本のサプライヤーは優れた技術力を持っていると信じており、できるだけ多くのサプライヤーが(GCAPに)参加してくれることを期待しています」と述べた。
「これにより、日本のサプライヤーの機器開発能力が向上し、見通しや事業環境、安定性が向上すると考えています」と付け加えた。
ゴック・アン(AP通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/nhat-ban-vuong-quoc-anh-va-y-quyet-tam-san-xuat-chien-dau-co-the-he-moi-post317739.html
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