8月15日午前10時頃、イエンフーロン通り42番地（ ハノイ市バーディン区）で大規模な爆発が発生した。警察は現場で負傷者4人を特定し、4人は緊急治療のためサンポン総合病院に搬送された。
ギエム・スアン・トゥエンさんは事件を目撃してまだショックを受けている。彼によると、その時42番の家から非常に大きな爆発音が聞こえ、周りの人々はパニックになって逃げ出し、割れたガラスが通り中に散乱したという。
「2人が家から逃げ出すのが見えました。1人は全身に火傷を負い、もう1人は大量に出血していました。もう1人は路上に倒れ、飛び散ったガラスに当たって負傷しました」とトゥエン氏は語った。
トゥエン氏によると、現場から約300メートル離れた場所を歩いていた少なくとも2人も、飛散したガラスの破片で軽傷を負ったという。
現場から約50メートル離れたところに住む女性は、大きな爆発音の後、煙が通りに充満し、瓦礫や家具が至る所に散乱していたと話した。
「前例のない惨状を目の当たりにして衝撃を受けました。その時は、また爆発が起こるかもしれないという恐怖から、現場に近づく勇気もなく、ただ家に立って事件を見守るしかありませんでした」と女性は語った。
VietNamNetの記者によると、爆発発生直後、バディン区警察の消防救助隊が現場に到着し、犠牲者の救助と捜索を行った。
同日12時近くまでに当局は現場全体を封鎖した。消防警察と救助隊は都市環境会社と連携し、爆発で飛び散った残骸の清掃を行った。
当初、当局は爆発の原因がガスであると判断した。負傷者4人は緊急治療のためサンポン総合病院に搬送された。
サンポン総合病院の情報によると、患者4人中3人が重度の火傷を負い、治療のため国立火傷研究所に搬送された。残りの患者の容態はそれほど重くなく、病院で治療を受けている。
バディン区警察は爆発の原因を捜査している。
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