本の内容は、家族愛、友情、動物愛といった誰にでも身近なシンプルなメッセージを伝えており、作家のジア・バオ氏が優しく繊細に表現し、読者の心に触れています。
カバー
写真:クイン・トラン
この本の主人公は、賢くて愛情深く、マミや周りの人々にいつも愛を与える猫のルイです。真夏に雪を探す旅を通して、猫のルイは「飼い主」をか弱い猫から家族に愛される「本物の」一員へと変え、努力し続けることで成熟し、人生に意味があることを示しました。夏に州をまたいで雪景色を見に行く旅は、猫のルイの地理的知識をさらに吸収し、同時に知識の宝庫を開き、誰もが到達したいと願う幸福を自ら作り出すことにつながります。
3月23日朝、ホーチミン市ブックストリートで新作発表会に臨む作家ジア・バオ氏(中央) 。
写真:クイン・トラン
作家のジア・バオは、作中の登場人物たちの無邪気でいたずら好きな変化についてこう語りました。「子供向けの絵本を書いていると、いつも子供の頃を思い出し、自分を若返らせようとします。当時、人形は時とともに毛が抜け落ち、ボロボロになっても使い続けました。あの澄み切った空のおかげで、 『雪の降る夏』はあっという間に完成しました…」
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