ジョー・バイデン大統領の息子、ハンター・バイデン氏(中央)
ロイター通信は2月16日、特別検察官デビッド・ワイス氏の発言を引用し、FBIに情報を提供した人物が、ジョー・バイデン大統領とその息子がウクライナのエネルギー企業ブリスマとのビジネス取引に関与していたことについて嘘をついたとして告発されたと報じた。
ワイス氏は声明の中で、被疑者のアレクサンダー・スミルノフ氏(43歳)がFBI捜査に関連した偽証と「虚偽の架空の文書作成」の罪で起訴されたと述べた。
ドナルド・トランプ前大統領らが、バイデン大統領が息子のウクライナ事業を不当に支援しようとしたとの証明されていない主張をしたことを受けて、ブリスマ社と米国大統領の息子ハンター・バイデン氏の役割が精査されている。ホワイトハウスはこれらの疑惑を否定している。
スミルノフ氏は海外から帰国後、2月14日にラスベガス(ネバダ州)のハリー・リード国際空港で逮捕された。
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この起訴状は、米国大統領が息子のウクライナ事業から利益を得たとする共和党の主張に打撃を与えるものとみられる。
ハンター・バイデン氏は2014年から2019年までブリスマ社の取締役を務めており、その間、彼の父親はバラク・オバマ前大統領の下で米国副大統領を務めていた。
スミルノフ氏は、2017年にブリスマのオーナーらと、同社が米国企業を買収しようとしていることについて話し合ったと主張している。
起訴状によると、スミルノフ氏は2015年か2016年に行われた2回の会合で、ブリスマ社の幹部らがハンター・バイデン氏を雇ったのは「父親を通じて、あらゆる問題から我々を守るため」だと告げたと虚偽の供述をしたという。
起訴状によると、スミルノフ氏はまた、ブリスマ社の幹部がジョー・バイデン氏とハンター・バイデン氏にそれぞれ500万ドルを支払い、バイデン氏が「父親を通じてすべての問題を解決する」ようにしたと虚偽の主張をしたとも述べている。
スミルノフ氏は有罪判決を受けた場合、最長25年の懲役刑を受ける可能性がある。
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