国連関係者は、多くの国で人種差別や不平等と闘う努力を評価しているが、まだやるべきことはたくさんある。 (出典:UNHCER) |
8月7日、国連人種差別撤廃委員会はスイスのジュネーブで第110回会合を開き、イタリア、クロアチア、ウルグアイ、ナミビア、セネガル、トルクメニスタンの差別反対の取り組みを検討した。
会議で演説した国連事務総長代理のアブドゥル・ティオエ氏は、移民に対する人種差別の問題と、気候変動によって脅かされている先住民の権利について懸念を表明した。
国連当局者によると、多くの地域で移民は人種差別行為の被害者となることが多く、外国人嫌悪やさまざまな形の虐待など、場合によっては死に至ることもある人種差別的暴力にさらされているという。
ティオエ氏は、気候変動は世界的な課題だが、すべての人に平等に影響を与えるわけではないと断言し、環境志向のライフスタイルを持つ人々、主に先住民が気候変動の影響を最も受けていると付け加えた。
したがって、これらの人々は、気候変動の人種差別的影響に対処するための対話に参加する必要がある。
10月に開催される国連人権理事会の第54回会期において、国連難民高等弁務官事務所は、アフリカ人とアフリカ系の人々に対する人種的正義と平等に関する第3回報告書を提出する予定である。
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