フランスのジャン=ノエル・バロ外相は2月10日、欧州連合(EU)は米国がEUに課すいかなる関税にも比例して対応すると警告した。
フランスのジャン=ノエル・バロ外相 - 写真:ロイター
ドナルド・トランプ米大統領が米国への鉄鋼・アルミニウム製品の輸入に25%の関税を課す意向を示したことを受け、バロ氏はTF1(フランス)とのインタビューで「我々は自国の利益を守るために躊躇しない」と述べた。
フランスとEUが報復措置を取るかどうか問われると、バロ氏はためらうことなくこう答えた。「もちろんです。驚くようなことではありません。ドナルド・トランプ氏が2018年(任期1期目)に行ったのと同じことです。」
バロ氏は、EUは当時相応の対応をしていたため、今回も同様の対応を取るだろうと述べた。
バロ外相は、具体的な対抗措置について、課税対象分野に関する具体的な決定は欧州委員会が行うと述べた。
AFP通信はバロ氏の警告を引用し、「EUとの貿易戦争に突入しても誰も利益を得ない」と伝えた。
これに先立ち、トランプ大統領は2月9日、2月10日(米国時間)に米国に輸入されるすべてのアルミニウムと鉄鋼に25%の税金を課すと発表した。
これはワシントンの貿易政策改革における次のエスカレーションである。
AFP通信によると、輸入鉄鋼とアルミニウムへの新たな関税は、米国大統領が発表した一連の関税措置の最新のものであり、世界的な貿易戦争への懸念が高まっている。
ロイター通信によると、同日2月10日、欧州委員会は域内の利益を守るためトランプ大統領の関税政策に対応すると発表した。
欧州委員会は声明で、「EUは自国の輸出品に関税を課すことに正当性を見出せない。我々は不当な措置から欧州の企業、労働者、そして消費者の利益を守るために対応する」と述べた。
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出典: https://tuoitre.vn/ngoai-truong-phap-eu-se-dap-tra-tuong-xung-voi-thue-quan-cua-my-20250210164452276.htm
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