RTによると、ロシア宇宙庁のユーリ・ボリソフ長官は、ルナ25号探査機が予定通りにエンジンを停止せず、予定の軌道から外れたと語った。
「残念ながら、エンジン停止は順番通りに計画されたものではなく、時間指定されていました。当初の予定の84秒ではなく、実際には127秒かかりました」とボリソフ氏は8月21日、ロシア24テレビに語った。
ルナ25号宇宙船のカメラで撮影された写真。
ロスコスモスは8月20日、ロシアの自動惑星間ステーション「ルナ25」が予定通り着陸せず、月に衝突したと発表した。宇宙船は着陸前に楕円軌道を形成するための信号を受信したが、モスクワ時間14時57分に連絡が途絶えた。その後、船舶の位置を特定し通信を回復する試みは失敗した。
調査の失敗の原因を究明するため、各機関を代表する委員会が組織された。
ルナ25号は8月11日、ロシア極東のアムール川流域にあるボストーチヌイ宇宙基地からソユーズ2.1bロケットで打ち上げられた。これはソビエト時代以来、ロシアが月に送った最初の探査機だ。
このミッションは、困難な地形で知られる月の南極付近に宇宙船を着陸させることを目的としている。
宇宙船は先週初めに月周回軌道に入り、月の裏側の高解像度画像を送信した。宇宙船の着陸は8月21日に予定されており、月の土壌を調査して氷の存在を調べ、軟着陸技術をテストし、月の外層の長期調査を行う予定である。
フオン・アン(出典:RT)
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