ロシア海軍の最新鋭の原子力弾道ミサイル潜水艦「ヘネラリッシモ・スヴォーロフ」は、8月に太平洋のカムチャッカ半島の常設基地に到着する予定だ。
ロシアの潜水艦「ジェネラリッシモ・スヴォーロフ」。 (出典:ロシア国防省) |
タス通信が5月24日に伝えたところによると、ヘネラリッシモ・スヴォーロフ級駆逐艦は2022年後半に就役し、1基以上の核弾頭を搭載できるロシアの核弾頭搭載ミサイル16基を搭載する予定である。
TASSは情報筋の言葉を引用し、「ヘネラリッシモ・スヴォーロフ潜水艦は8月に北方艦隊(北極圏)から太平洋艦隊へ移動する。航海は北極海航路に沿って行われる」と伝えた。
これに先立ち、ロシアの報道機関は、ヘネラリッシモ・スヴォーロフ潜水艦がカムチャッカ半島のルィバチ潜水艦基地にある太平洋艦隊の原子力潜水艦部隊の強化に貢献すると報じていた。
これは、より小型でステルス性の高いロシアの潜水艦であるボレイ級の6番目の潜水艦です。これらの艦艇は、同国の前世代の弾道ミサイル潜水艦に代わるものである。
ロシアはアジア太平洋に接する広大な極東地域で防衛力を強化する一方で、米国が同地域でのプレゼンスを拡大し、同地域の安全保障上の懸念を高めていると非難している。
また、同日、ワシントンで開かれたアフリカ諸国とのレセプションで、ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は「我々は、アフリカ諸国は親切かつ平等に扱われるべきだと信じている。モスクワは、この大陸の国々に対する全面的な支援政策を継続する」と述べた。
「我々の共同の努力を通じて、アフリカは新たな多極的世界秩序の原動力の一つとなるだろう」とアントノフ氏は強調した。
さらに、ロシア外交官によれば、ロシアはアフリカ諸国への武器や装備の供給や軍人の訓練を含む防衛協力を継続し、アフリカとの協力拡大は誰かを狙ったものではないと強調した。
この声明は、サンクトペテルブルクで開催予定の第2回ロシア・アフリカ首脳会議に先立って発表された。アフリカ諸国の主権強化を支援することを主な目的として、7月26日から29日までサンクトペテルブルクで開催された。
ロシアは、アフリカ諸国および地域組織の指導者をこの行事に参加するよう招待している。
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