(ダン・トリ) - ロシアは、紛争を終わらせるいかなる解決策の一環としても、ウクライナに西側諸国の平和維持軍を派遣することに反対する。
ドンバス前線のウクライナ兵士たち(写真:ゲッティ)。
西側諸国は、和平協定を履行するためにウクライナに外国軍を派遣する可能性について議論している。フランスのエマニュエル・マクロン大統領とポーランドのドナルド・トゥスク首相は今月ワルシャワで会談し、この問題について議論した。
ロシア外務省が12月30日に公開したインタビューで、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はタス通信に対し、モスクワは上記の考えだけでなく、ドナルド・トランプ次期米大統領が提案した他の考えにも反対すると語った。
「もちろん、我々は、ウクライナのNATO加盟を20年間延期し、英国と欧州の軍からなる平和維持軍をウクライナに派遣するという、米国次期大統領の代表らが提出した提案には同意しない」とラブロフ外相は述べた。
ワシントンポスト紙は12月20日、NATO加盟国の欧州部隊をウクライナに派遣する協議が初期段階にあると報じた。
この協議は、NATO加盟国がロシアとの紛争を終わらせるための潜在的な交渉でウクライナに影響力を与えるための措置を検討している中で行われている。
このアイデアは、12月18日にベルギーのブリュッセルで行われたNATO事務総長マーク・ルッテ氏の議長による会議で提起されたと報じられている。この会議にはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領やNATO諸国の指導者数名が出席した。
この考えは、ゼレンスキー大統領とエマニュエル・マクロン仏大統領も出席した最近のパリでの会談でも、ドナルド・トランプ米次期大統領に提起された。
協議に詳しい当局者らによると、トランプ氏は関心を示したものの、チームが政策を策定している最中であるため、まだ立場を表明していないという。
この提案によれば、欧州主導の平和維持軍はNATOの枠組みの外で活動することになる。キエフが近い将来にEUに加盟する可能性は低いことから、指導者たちはこれをウクライナの潜在的な安全保障とみなしているようだ。
2月に初めてこの構想を提起したマクロン大統領は、英国やバルト諸国、北欧諸国を含む多くの欧州諸国にこの計画への支持を呼びかけている。
提案の詳細は不明だが、攻撃を受けずに効果を発揮するには、この部隊には数万人規模の大規模な人員投入が必要になる可能性がある。部隊の任務を定義することについても議論が行われた。
ゼレンスキー大統領はこの提案を公に支持し、この提案はウクライナのNATO加盟への願望に取って代わるものではなく、それを補完するものであるべきだと強調した。同氏は、EUの集団防衛条項が依然としてウクライナの安全保障の唯一の「真の保証」であると改めて強調した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアの核政策の改訂版によれば、非核兵器国によるモスクワに対するいかなる攻撃行動も、核兵器国の参加または支援があれば「共同攻撃」とみなされ、核の限界を超える可能性があると述べた。
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出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/nga-canh-bao-ke-hoach-cua-phuong-tay-dua-quan-toi-ukraine-20241231063927555.htm
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