イタリアのアントニオ・タヤーニ外相は1月7日、欧州連合(EU)は平和維持と紛争予防の役割を果たすため独自の軍隊を創設すべきだと述べた。
変化する世界において、EU 市民は EU によってのみ保護されます。 (出典:ジョージア化学研究所) |
ロイター通信は、タヤーニ外相がイタリアのラ・スタンパ紙とのインタビューで、欧州との防衛協力の強化は自身が率いるフォルツァ・イタリアにとって最優先事項であると語ったと報じた。
「もし我々が世界で平和維持活動を行いたいのであれば、欧州軍が必要だ。そしてこれは効果的な欧州外交政策の根本的な前提条件だ」とイタリアの 政治家は述べた。
イタリア外交のトップによると、「米国、中国、インド、ロシアのような強力なプレーヤーが存在し、中東からインド太平洋に至るまでの危機が存在する世界では、イタリア、ドイツ、フランス、スロベニアの国民はEUによってのみ保護される」とのこと。
さらに、タヤニ外務大臣は、EU27カ国は、欧州理事会議長と欧州委員会委員長という現在の体制ではなく、議長1名による指導体制に調整すべきだと述べた。
ロシアが約2年前にウクライナで特別軍事作戦を開始して以来、欧州諸国は防衛協力を政治課題の重要課題に位置付けている。
しかし、取り組みは北大西洋条約機構(NATO)の拡大に重点を置いており、EU加盟国のフィンランドは2023年に軍事同盟に加盟し、スウェーデンもこの「ゴールライン」に近づいている。
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