北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ事務総長は6月4日、スウェーデンの軍事同盟への参加について、7月にリトアニアで開催されるNATO首脳会議までに合意できる可能性があると述べた。
NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏。 (出典:AFP) |
ストルテンベルグ氏はイスタンブールでトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した後にこの声明を発表した。
ストルテンベルグ氏によれば、トルコ、スウェーデン、フィンランドの当局者は今月、6月12日からの週に会合し、アンカラとブダペストの反対によりスウェーデンのNATO加盟手続きが遅れている問題の解決方法を探る予定だ。
計画によれば、NATOの防衛相らも6月15〜16日にブリュッセル(ベルギー)で会合を開く予定だ。
ロイター通信とのインタビューで、ストルテンベルグ氏は、リトアニアの首都ビリニュスで開催されるNATO首脳会議までの残された時間を活用し、スウェーデンのNATO加盟について合意に達することが重要だと強調した。
スウェーデンは2022年5月にNATOへの加盟を正式に申請しました。この組織の正式な加盟国となるには、加盟申請がすべての加盟国によって批准されなければなりません。現在までに、NATO加盟国30カ国のうち28カ国がスウェーデンの加盟を承認している。
トルコとハンガリーは現在、スウェーデンが同盟に参加することを支持していない。トルコは、アンカラがテロリストとみなすグループのメンバーをスウェーデンがかくまっていると非難した。
しかし、NATO事務総長は最近、「スウェーデンはトルコの懸念に対処するために重要な具体的な措置を講じた。スウェーデンは義務を果たした」と述べた。
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