10月25日の午後、ソーシャルメディアでは、学生グループが男子学生の腹部を繰り返し殴ったり、蹴ったり、さらには膝蹴りしたりする様子を記録した記事とビデオクリップが話題になった。
映像では、男子生徒が座って泣いている間に、他の男子生徒4人が次々と飛び込んできて、手や足を使って男子生徒の頭や体を殴ったり蹴ったりして殴りつけている。もう一人の男子生徒が立ってその動画を撮影していた。
地元住民の一部は、この動画に映っている虐待は村の文化会館で起きたと語った。動画に映っている男子生徒はハノイ市タックタットのダイドン中学校の生徒である。事件当時、男子生徒らは制服を着ていなかった。
動画では、7年生の男子生徒が暴行を受けながら泣き続け、頭を抱えている様子が映っている(動画から切り取った写真)
クリップの2番目の部分では、虐待を受けた男子生徒が病院で治療を受けている様子が映っている。映像では、男子生徒がパニックに陥り、制御不能な行動をとり、けいれんの兆候を示し、自分の名前や住所を思い出せない様子が映っている。
「この男子生徒は1年以上にわたり同級生から虐待を受け、入院したりうつ病になったりした。学校側はそれを知った後、表面化しないように形式的に処理し、すべてを隠蔽した」という情報がネット上で広まった。
ダイドン中学校の校長ド・コン・ドゥック氏は、上の動画に映っている生徒たちは現在7年生で、同じクラスに通っており、全員が同校の生徒であることを確認した。映像に映っている喧嘩は6月に村の文化会館で起こった。
ドゥック氏は、生徒たちが校内で喧嘩を続けた9月16日になって初めて学校側がこの事件に気付いたと述べた。
学校は9月22日に懲戒委員会を設置し、双方の保護者を招いて作業を行い、生徒に事件に関する報告書を書かせた。
その結果、生徒の中にはKを1度殴ったと自白した者もいれば、2度殴ったと自白した者もいた。Kは路上、文化会館、学校で何度も殴られたと自白した。
「学校はKさんを殴打した生徒を最高レベルの懲戒処分、つまり一時停学(4日間)とした。生徒は10月24日から学校に戻っている」とドゥック氏は語った。
K君の入院と精神的トラウマについて、大東中学校の校長は、K君の精神的トラウマを見て学校は非常に心配し、すべての家族を学校に招いて作業にあたらせ、家族にK君の家族の治療に付き添うよう求めたと語った。
「学校側もこの事件をタック・ザット地区の教育訓練局に報告し、地元の指導者や警察も行動を起こした。約1週間にわたる情報収集の後、同地区の人民委員会は事件を解決し、K君の治療に家族に協力するよう求める予定だ」とドゥック氏は付け加えた。
タン・トゥン
[広告2]
ソース
コメント (0)