ミャンマー当局は、両国間の軍事協力に関する協議を受けて、タイとの国境沿いでのオンライン詐欺の取り締まりを強化すると、ミャンマーのメディアが12月28日に報じた。
ミャンマーのミン・アウン・フライン将軍(右)とタイのジャッカポン・ジャンペンペン中将が12月27日、両国軍の協力について話し合った。 (出典:AFP) |
ミャンマーの国境地帯では詐欺組織が急増しており、その中には自国国民を騙すために働かされている中国人やその他の国の国民も含まれている。
ミャンマーはここ数週間、詐欺取り締まりの一環として、中国との国境にある民兵支配地域から詐欺グループのリーダーらを逮捕し、数千人の中国人を国外追放した。
ミャンマーメディアによると、ミャンマーのミン・アウン・フライン将軍とタイのジャッカポン・ジャンペンペン中将は12月27日に行われた会談で両国軍の協力について話し合った。
両者はまた、ミャンマーとタイの国境にあるミャワディの町付近の地域におけるオンラインギャンブルと詐欺を根絶する計画についても協議した。
ミャワディの町は政府軍と連携した民兵部隊によって支配されている。アナリストらは、町の周辺地域は麻薬製造とオンライン詐欺サイトの温床になっていると指摘している。
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