6月21日、ロンドン(英国)で開催されたウクライナ復興会議で、米国のアントニー・ブリンケン国務長官が追加支援策を発表した。さらに、欧州連合(EU)首脳らは、将来キエフがEUに加盟できるよう支援したいと明言した。
世界の指導者たちは6月21日、ロンドン(英国)で開催されたウクライナ復興会議に出席した。(出典:AP通信) |
米国務長官は6月21日に開催されたウクライナ復興会議で、キエフの復興とエネルギー網の再建を支援するため、13億ドル以上の追加援助パッケージをウクライナに送金すると発表した。
「ウクライナを支援するため、13億ドル以上の追加支援を提供する」とブリンケン氏は断言した。 「ウクライナのエネルギー網の改革を支援するため、5億2000万ドルを投資します。」
また、同会議で欧州委員会(EC)のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、この東欧の国に対する投資計画を提示し、EUは長期的にウクライナに対して「特別な責任」を負っていると述べた。
EC委員長によれば、復興はウクライナにとって当面の課題だが、EUは将来的にキエフに対して「特別な責任」を負っているという。
「ウクライナの人々は、自分たちの未来を想像すると、自分たちの街に欧州の旗がはためくのを思い浮かべると言います。そして私は、ウクライナがEUに加盟することに何の疑いもありません」とライエン氏は述べた。
さらに、ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相も、紛争後のウクライナの再建プロセスは同国のEU加盟プロセスと連携させる必要があると強調した。
「我々の目標は、EU加盟資格を有するウクライナの再建を支援することだ」とベアボック外相は述べた。
一方、会議に出席したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は演説を行い、キエフの再建を支援するための実際的なプロジェクトに向けて全当事者が動くよう呼びかけた。
「合意から実際のプロジェクトへと移行する必要がある…ウクライナ代表団が具体的な問題を提示しており、私の訪問中にこれらの問題を共同で検討することを提案する」とゼレンスキー氏は述べた。
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