11月25日、ホワイトハウスの国家安全保障会議調整官ジョン・カービー氏は、米国がウクライナ軍に対し、ワシントンから提供されたATACMS戦術弾道ミサイルによる攻撃目標の選定方法を指導したと発表した。
ロシア安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ。 (出典:TASS) |
ロシア領土奥深くへのATACMSミサイル攻撃について質問されたホワイトハウス当局者は、当初、同兵器の使用については「何も変わっていない」と述べたが、その後、一呼吸おいて、「明らかに、特定の種類の標的を攻撃するために同ミサイルを使用できるという指示と指針を変更した」と強調した、とタス通信が報じた。
さらに、ホワイトハウスの調整官は「現在、彼ら(ウクライナ軍)は必要に応じて自衛のためにATACMSを使用できる」と宣言した。
ロシア奥地への攻撃のために米国が提供した長距離兵器のウクライナによる使用に対する制限の解除を米国が公に確認したのは今回が初めて。
以前、11月17日にニューヨークタイムズがこの件について報じたが、米国政府はこれを公に認めなかったものの、否定もしなかった。
欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表のみが、米国がロシアから供給されたミサイルを300キロ以内の範囲でロシア領土を攻撃するために使用する制限を解除したことを確認した。
一方、同日11月25日、ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は、アル・アラビーヤTV局のインタビューで、ウクライナが西側諸国の長距離ミサイルを使用してロシア領土の奥深くを攻撃したことは「一線を越えた」と述べた。
ロシアのプーチン大統領は「核抑止力の新たなプラットフォームを承認した際に自らの立場を明確にした」とメドベージェフ氏は付け加えた。
ウクライナが米国によって「解放」された直後、ロシアは自国の主権を脅かす通常攻撃に対して核による対応を検討する権利を留保する改訂版核ドクトリンを承認した。
ロシアは今後、核保有国が支援する非核保有国による攻撃も共同攻撃とみなすことになる。
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出典: https://baoquocte.vn/my-thau-nhan-coi-troi-cho-ukraine-trong-su-dung-vu-khi-tam-xa-nga-to-vuot-moi-hinh-gioi-do-295114.html
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