AFP通信は、数カ月に及ぶ交渉を経て、米国政府が1月26日にギリシャへのF-35戦闘機の販売を承認したと報じた。
2022年10月7日、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたフリートウィークで、F-35戦闘機が空を飛行している。(出典:アナドル通信) |
1月27日、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は、米国がアテネへのF-35戦闘機の販売を承認する決定を歓迎した。
「今日は我が国の防衛とギリシャ外交にとって重要な日です。ギリシャは新世代のF-35戦闘機を最大40機購入すると正式に決定しました」とミツォタキス外相は声明で述べた。
この取引の価値は86億ドルだ。
ミツォタキス氏は、米国のアントニー・ブリンケン国務長官から「ギリシャとアメリカの関係の戦略的強さを示す」書簡を受け取ったと述べた。
ブリンケン国務長官は書簡の中で、「ギリシャは防衛能力の近代化に向けて目覚ましい進歩を遂げてきた。両国軍間の協力を強化し、より強固な戦略的関係を構築していくことを期待している」と述べた。
米国法の規定に従い、国務省はこれらの協定を議会に通知した。協定はギリシャの防衛目標であるトルコがスウェーデンのNATO加盟を批准するまで有効となる。
ギリシャは、F-35戦闘機に加え、「ギリシャ軍の3部門とギリシャ沿岸警備隊を強化するため、非常に大量の装備を購入する」予定だ。輸送物資には駆逐艦、C-130輸送機、戦車、装甲車、その他多くの軍事装備品が含まれている。
ギリシャは長年、しばしば緊張関係にあるトルコに対する防衛戦略の一環として、米国からより近代的なF-35戦闘機の購入を目指してきた。
アテネは、エネルギー資源が豊富な地中海東部の海上国境紛争を理由に、米国によるアンカラへのF-16戦闘機の販売に強く反対している。
[広告2]
ソース
コメント (0)