フォルカー・ターク国連人権高等弁務官は、ガザ地区でのほぼ1年にわたる紛争を終わらせるために国際社会に即時行動を起こすよう求めた。
「ガザでの戦争を終わらせ、この地域での紛争の拡大を防ぐことは絶対かつ緊急の優先課題だ」とターク氏は強調し、イスラエルに対し国連安全保障理事会と国際司法裁判所の決定に従うよう要求した。
湾岸協力会議(GCC)諸国も共同声明を発表し、イスラエルに対しガザ地区での軍事作戦を即時停止するよう要求し、同地区での人権侵害を強く非難した。
エジプトのアブドルファッターハ・エルシーシ大統領とインドのS・ジャイシャンカル外相も、できるだけ早く停戦するよう求めた。
しかし、チャンネル12によると、イスラエルの交渉担当者の間には「大きな悲観論」があるという。今後2、3日以内に新たな提案を行うという米国の計画は、現在では不可能とみなされている。
ワシントンは進展の兆しが見られない限り、新たな提案をすることに消極的だ。米国は他の仲介国であるカタールとエジプトに対し、「ハマスの限界はどこにあるか」を見極めるよう求めている。
チャンネル12はまた、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が9月2日に、ガザ地区とエジプトの国境沿いのフィラデルフィア回廊に対するイスラエル軍の統制を今後も維持するとの声明を発表したことで、5月の提案では明確に述べられていなかった立場が合意に達する可能性を「葬り去った」と論評した。
ネタニヤフ首相は現在、パレスチナのハマス勢力との停戦および人質交換合意に達することができなかったとして、国内外から批判に直面している。
ジョー・バイデン米大統領は、ネタニヤフ首相がガザ地区の停戦合意に達するために「十分な努力をしなかった」と述べた。イスラエル国内でも、現政権による人質救出の取り組みに不満を抱いている。
しかし、イスラエル首相は9月8日、同国はガザ地区での軍事作戦の目的を達成するために全力を尽くすと発表した。
イスラエル政府の定例会議で演説したネタニヤフ首相は、同国当局の任務はハマスを撲滅するための戦いを続けることだと強調した。全ての人質を解放し、ガザ地区が二度とイスラエルに脅威を与えないようにし、北と南の人々を安全に自宅に帰還させる。
パール
[広告2]
出典: https://www.sggp.org.vn/mit-mo-thoa-thuan-ngung-ban-israel-hamas-post758311.html
コメント (0)