元米国大統領ドナルド・トランプ
元下院議員のウィル・ハード氏は6月22日、2024年米国大統領選挙の党指名を争う共和党予備選に新たに加わった候補者となった。
1週間前、フロリダ州マイアミ市のフランシス・スアレス市長もこの争いに加わった。一方、ニューヨーク・タイムズ紙は6月22日、リック・スコット上院議員も立候補を検討していると報じた。
ますます混戦が激しくなる選挙戦に共和党は不安を抱いており、トランプ氏の最大のライバルであるフロリダ州知事のロン・デサンティス氏や他の候補者に集まる票が薄まるのではないかと懸念している。その結果、トランプ氏は2024年の選挙で再び党の指名を勝ち取る可能性がある。
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「共和党の大統領選に候補者が加われば加わるほど、『非トランプ』票の数が薄まるため、トランプ氏が勝利する可能性は高まる」とザ・ヒル紙は共和党戦略家フォード・オコネル氏の言葉を引用した。
現時点で、民主党側でジョー・バイデン大統領の対抗馬を選ぶ共和党予備選挙には合計12人の候補者が参加している。全国および地方の世論調査では、共和党候補指名争いでトランプ氏が一貫してリードしており、デサンティス氏が2位となっている。
「ドナルド・トランプ以外の候補者は、限られた数の共和党支持者の票を奪い合っており、各候補者が獲得できる票数をますます『細分化』している」とザ・ヒル紙は、反トランプ派のリンカーン・プロジェクトの共同創設者リック・ウィルソン氏の言葉を引用して伝えている。ウィルソン氏は、これによりデサンティス氏や、元ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏、元米国国連大使のニッキー・ヘイリー氏、あるいは他の候補者らが、トランプ氏にまだ投じられていない票を争う立場に立つことになると警告した。
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