(CLO)日本の与党連合は日曜日(10月27日)に行われた総選挙で議会の過半数を失い、次期政権の構成と不安定な経済見通しに関する不確実性が高まっている。
戦後日本の政権を担ってきた石破茂首相率いる自由民主党と連立政権を組む公明党が衆議院で215議席を獲得したとNHKが報じた。
これは以前の279議席から減少しており、2009年に一時的に政権を失った後、連立政権にとって最悪の選挙結果となった。「今回の選挙は我々にとって本当に厳しいものでした」と石破氏はテレビ東京で厳粛な表情で語った。
石破茂首相は2024年10月27日、自民党本部で記者会見を行った。写真:青山隆
先月新代表に就任した公明党の石井啓一代表は、地元で敗北した。
最大の勝利を収めたのは立憲民主党だった。金融スキャンダルやインフレをめぐり、有権者の石破氏率いる自民党への不満が高まる中、野党第一党は98議席から148議席に増えた。
この結果により、両党は不安定な権力分担協定を結んで国を統治せざるを得なくなり、国が経済的困難と東アジアの緊迫した安全保障状況に直面する中で、 政治的不安定につながる可能性がある。
「これは終わりではなく始まりだ」と立憲民主党の野田佳彦代表は記者会見で語り、同党は他の野党と協力して政権交代を目指すと語った。
石破氏は同日早朝、連立政権やその他の権力分担の取り決めを検討する前に最終結果が出るまで待つと述べていた。
先月、石破首相は岸田文雄氏の後継者として選出された直後、党の衰退を挽回しようと、予想外に総選挙を実施した。岸田氏は生活費の高騰と議員への記録されていない献金をめぐるスキャンダルに対する国民の怒りが高まる中、辞任した。
国民民主党や日本維新の会などの小規模政党が政権樹立に重要な役割を果たす可能性がある。 NHKによると、民進党は28議席、日本維新の会は38議席を獲得した。しかし、両者とも自民党の路線に反する政策を提案した。
民進党は、実質賃金が上昇するまで日本の10%の消費税を半減させるよう求めているが、この政策は自民党が支持していない。一方、新生党は政治の浄化のため、より厳しい寄付規制を課すことを約束している。
ホアン・アイン(NHK、共同、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/lien-minh-cam-quyen-nhat-ban-mat-da-so-ghe-trong-cuoc-bau-cu-toan-quoc-post318726.html
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