エレクトラム電動バイク工場の起工式。 (出典:エレクトラム) |
石炭採掘会社PT TBSエネルギ・ウタマと、配車サービス会社ゴジェックと電子商取引プラットフォームのトコペディアを統合したテクノロジー大手GoToは、インドネシアで電動バイク工場の建設を開始した。
この投資は、東南アジア諸国が2030年までに少なくとも900万台の電動二輪車を運行することを目指していることを受けて行われた。
両社の合弁会社「PTエネルギ・クレアシ・ベルサマ(エレクトラム)」によると、工場は3ヘクタールの敷地となり、ジャカルタから約60キロ離れた西ジャワ州ブカシのグリーンランド国際工業センター・チカランに建設される。
この工場は2024年に生産を開始する予定で、年間25万台の生産が見込まれている。
しかし、エレクトラムは研究センターやテストトラックを含む工場への総投資額を明らかにしなかった。
東南アジア最大の電子商取引・配車サービス企業の一つであるGoToは、この工場は2030年までに全車両を電気自動車に転換するための重要な一歩であると語った。
一方、TBSエナジーは、この発電所が同社の化石燃料への依存を徐々に減らし、2030年までにカーボンニュートラルになるという目標を達成するのに役立つだろうと発表した。
昨年、TBSエナジーは、2025年までにエレクトラム合弁事業に3億5000万ドルを割り当てるとともに、再生可能エネルギープロジェクトに1億5000万ドルを充当すると発表した。
ニッケル資源が豊富で世界最大の石炭輸出国であるインドネシアは、2060年までにカーボンニュートラルを目指す取り組みの一環として、電気自動車とバッテリー製造への投資を強化している。
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