ジョー・バイデン米大統領は6月26日、イタリアのジョルジャ・メローニ首相と二国間関係などについて電話会談した。
中国共産党中央委員会対外連絡部長の劉建超氏は6月25日、イタリアのミラノで行われた「一帯一路」覚書調印式で演説した。 (出典:スプートニク) |
ホワイトハウスは、バイデン大統領が同盟国とロシアの最近の情勢について協議しており、メローニ氏との電話会談もその一環であると述べた。 「首脳らはウクライナへの揺るぎない支援で合意した」と声明は述べた。
両首脳はまた、7月にリトアニアの首都ビリニュスで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の準備や北アフリカの最近の情勢についても協議した。ジョー・バイデン大統領はまた、イタリアのジョルジャ・メローニ首相を米国に招待した。
これに先立ち、6月25日には中国共産党中央委員会対外連絡部長の劉建超氏がミラノを訪問した。劉氏はイタリア南東部の都市で実業家らとの会合で、イタリアが一帯一路構想に関する覚書に署名したことを称賛した。
同氏は、中国が主導するメカニズムへの欧州諸国の参加は現在も将来も「正しい決断」だと述べた。同氏は、この合意により双方が二国間協力にさらに自信を持つようになり、他の国々が世界的なパートナーシップのネットワークを構築する取り組みにおいて従うべき良い前例となるだろうと評価した。
劉建超氏は、中国は「投資と開発の大きな市場であるだけでなく、イタリア企業がアジアに深く進出するための戦略的な出発点でもある」と付け加えた。
イタリアは主要7カ国グループ(G7)の中でBRI協定に署名した唯一の国である。劉氏の訪問は、欧州連合(EU)加盟国が中国に対して引き続き慎重な姿勢を見せる中で行われた。
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