エジプトが仲介したこの合意により、ここ数日イスラエルとガザ地区の間で相次いで発生していた国境を越えた銃撃戦が終結した。この銃撃戦は2021年の10日間にわたる血なまぐさい戦争以来、最も深刻なものだった。
2023年5月13日、ガザ地区デイル・アル・バラの町で戦闘により被害を受けた建物。写真:ロイター
「パレスチナ側とイスラエル側の間の合意に基づき、エジプトはパレスチナ側とイスラエル側の間で停戦が成立したことを発表する」と合意文書には記されている。
声明ではさらに、「双方は停戦を遵守する。停戦には、停戦発効後直ちに民間人への攻撃、家屋の破壊、個人への攻撃の停止が含まれる」と付け加えた。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の声明によると、イスラエルの国家安全保障顧問は、エジプトのアブドルファッターハ・エルシーシ大統領に対し、カイロの努力に対して感謝の意を表した。
ジハード組織もこの合意を確認した。同団体の広報担当者ダウド・シェハブ氏は「われわれはエジプトの発表を受け入れると宣言する。占領軍(イスラエル)が従う限り、われわれもそれに従う」と述べた。
停戦が成立する前でさえ、双方は銃撃戦を続け、テルアビブ郊外まで空襲警報が鳴り響き、イスラエル軍は報復としてジハードの標的を攻撃したと発表した。
イスラエルは火曜日早朝、イスラエル国内で攻撃を計画していたジハードの指揮官を標的にしているとし、最初の一連の空爆を開始した。
これに応じてジハードは1,000発以上のロケット弾を発射し、イスラエル人は防空壕に逃げざるを得なくなった。 5日間の戦闘中、イスラエルはジハードの上級司令官6人を殺害し、いくつかの軍事施設を破壊した。
戦闘中、ガザでは女性や子供を含む少なくとも10人の民間人も死亡した。一方、イスラエルではパレスチナのロケット弾によりイスラエル人女性とパレスチナ人労働者の2人が死亡した。
フイ・ホアン(ロイター通信による)
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