イスラエルのヨアブ・ギャラント国防相は6月26日のワシントン訪問中、同国は「レバノンを石器時代に逆戻りさせる可能性もあるが、我々はそうしたくはない」と述べた。
「我々は戦争を望んでいないが、あらゆる状況に備えている。戦争が勃発すれば、レバノンに甚大な被害をもたらす可能性があることをヒズボラはよく知っている」と同氏は記者団に語った。
イスラエルの主要防衛国である米国を含む同盟国は、そのような状況を避けることに熱心だ。米当局者は、ワシントンはイスラエル、レバノンなどと「かなり集中的な協議」を行っており、いずれも「大幅なエスカレーション」を望んでいないとの見方を示した。
イスラエルとレバノンの国境では、昨年10月7日以来、イスラエル軍とヒズボラの間で毎日銃撃戦が続いている。写真:AFP
これに先立ち、ロイド・オースティン米国防長官は6月25日にギャラント氏に対し、ヒズボラとの新たな戦争は「中東に恐ろしい結果をもたらす可能性がある」と述べ、 外交的解決を求めた。
ドイツは6月26日、前日のカナダの警告に同調し、レバノンに滞在する自国民に国外退去を「緊急に要請」した。ドイツ外務省は最新の勧告で、「イスラエルとの国境地帯で現在高まっている緊張は、いつでもさらにエスカレートする可能性がある」と指摘した。
同日、国連人道調整官のマーティン・グリフィス氏はジュネーブで記者団に対し、「これは転換点だと見ている…終末的な事態になる可能性がある」と語った。 「レバノンを巻き込む戦争はシリアを巻き込み、他の国々も巻き込むことになる。これは非常に憂慮すべきことだ」と彼は付け加えた。
レバノンの国営通信社は、6月26日にイスラエル軍が国境付近の地域を約10回攻撃したと報じた。うち1回は午後10時ごろのものだった。ナバティエの建物が破壊され、5人が負傷した。
この攻撃についてイスラエル軍から直ちにコメントは出ていない。ヒズボラは6月26日、国境地域のイスラエル軍拠点への6回の攻撃を主張した。
イスラエルとレバノンの国境では、イスラエルによるガザ戦争以来、イスラエル軍とヒズボラの過激派の間で毎日銃撃戦が繰り広げられている。ハマスはヒズボラの同盟国だ。
しかし、国境を越えた攻撃が増加し、イスラエルがレバノン攻撃計画を承認したことを明らかにしたことで、全面戦争にエスカレートする緊張への懸念が高まったのはここ数週間のことだ。
ホアイ・フオン氏(AFP通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/israel-canh-bao-se-dua-lebanon-tro-lai-thoi-do-da-post301172.html
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