インドネシア外務省が10月24日夜に発表した声明によると、インドネシアは主要新興経済国グループBRICSに加盟したいという希望を表明した。
BRICS首脳らが今週ロシアのカザンで会合する中、インドネシア外務省は同グループへの加盟手続きが始まったと発表したとロイター通信が報じた。
「インドネシアがBRICSに加盟したことは、同国の独立かつ積極的な外交政策を示すものだ。特定のブロックに加盟するということではなく、あらゆるフォーラムに積極的に参加する」とインドネシアの新外相スギオノ氏は強調した。
10月21日、ジャカルタの大統領官邸でインドネシア外務大臣就任式に臨む杉野氏。
世界で4番目に人口の多い国であるインドネシアは、非同盟外交政策を追求している。
10月20日に就任したインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は、中国であれ米国であれ、すべての国と友好関係を築き、いかなる軍事同盟にも参加しないと繰り返し強調している。
杉野氏は、BRICSはプラボウォ大統領の「特に食糧とエネルギーの安全保障、貧困削減、人材育成」の主要政府計画に適合していると述べた。インドネシアはBRICSを南半球の利益を促進する「手段」とみなしていると彼は付け加えた。
プーチン大統領と習近平主席がBRICS主要イベントで会談
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、30カ国以上がBRICSへの参加に関心を示しているが、この拡大がどのように行われるかは依然として不明であると述べた。
現在のBRICS加盟国には、ロシア、中国、ブラジル、エジプト、エチオピア、インド、イラン、南アフリカ、アラブ首長国連邦が含まれる。
ジェンデラル・アフマド・ヤニ大学(インドネシア)の国際関係学教授ヨハネス・スライマン氏は、インドネシアがBRICSに加盟したいという願望は、同国が取り残されたくないという意思を示すものであり、必ずしもプラボウォ氏の外交政策が西洋よりも東洋的であることを意味するものではないとコメントした。
ロイター通信によると、インドネシアはパリに本部を置く経済協力開発機構(OECD)加盟国からより多くの投資や貿易取引を引き付けるため、プラボウォ大統領の就任前の今年、2~3年以内にOECD加盟を完了することを目指すと発表した。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/indonesia-muon-gia-nhap-brics-185241025085715446.htm
コメント (0)