国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、ウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所へのドローン攻撃は、ウクライナの現在の紛争に「新たな極めて危険な」局面をもたらす可能性があるため、直ちに停止されなければならないと述べた。
グロッシ事務局長は4月11日に発表した声明の中で、欧州最大の原子力発電所への攻撃は原子力安全に関するいかなる問題も引き起こさなかったものの、今回の事態を受けてIAEAは潜在的リスクレベルの評価を行わざるを得なくなったと強調した。
IAEA事務局長はまた、ロシアとウクライナ両国が招集した35名からなる理事会に対し、ザポリージャ原子力発電所への攻撃を防ぐ義務を含む、同発電所での事故防止の原則を監視するIAEAの役割を全会一致で支持するよう求めた。
IAEAは4月7日夜、ドローンが原子力発電所に少なくとも3回直接攻撃を仕掛け、6基の発電機のうち1基が損傷し、1人が負傷したと発表した。
IAEAは、これは原子炉の格納容器の完全性を損なう重大な事故であると強調した。
チ・ハン
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