(CLO)米軍は最新鋭のTHAADミサイル防衛システムをイスラエルに迅速に移管し、現在運用を開始している。
ロイド・オースティン米国防長官は10月21日、ウクライナ到着前に記者団に対し、「THAADは配備されている。非常に迅速に運用可能となり、予想通り進展している」と述べた。
グアムのアンダーセン空軍基地にある米軍の終末高高度防衛(THAAD)兵器システム。写真: 米陸軍
THAAD(終末高高度防衛ミサイル)は、米軍の多層防空システムの重要な部分です。このシステムは、イスラエルのすでに強力なミサイル防衛システムにさらに追加されることになる。
ジョー・バイデン大統領は、THAAD配備と約100人の米軍部隊の派遣は、10月1日にイランがイスラエルに向けて180発以上のミサイルを発射したことを受けてイランへの報復を検討しているイスラエルの防衛を支援することが目的だと述べた。
米議会調査局の4月の報告書によると、THAADシステムは通常、兵員95人、トラック搭載型発射装置6台、迎撃ミサイル48発(発射装置1台につきミサイル8発)、レーダーシステム、射撃管制・通信ユニットから構成される。これらのシステムはそれぞれ 10 億ドル以上の費用がかかります。
バイデン氏は記者団の質問に答え、イスラエルがいつ、どのようにイランを攻撃するかを明確に理解していると述べた。しかし彼は、双方による攻撃の応酬を終わらせる機会が来ているとも述べた。
一方、オースティン氏は「(イスラエルの)攻撃がどのようなものになるかを正確に予測するのは難しい。最終的にはイスラエルが決めることだ。イスラエルがそれを相応だと見なすかどうかと、イランがどう見なすかは別の問題だ」と述べた。
同氏は「我々は緊張緩和のためにできる限りのことを行っていくし、今後もそうしていくつもりだ。そして双方が冷静さを取り戻し始めることを期待している」と付け加えた。
ゴック・アイン氏(ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/he-thong-chong-ten-lua-thaad-cua-my-da-toi-israel-suc-nong-o-trung-dong-dang-gia-tang-post317765.html
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