主催者によれば、クネセトの外には8万5000人、ハイファには1万4000人、ネタニヤには1万人が集まった。全国各地で小規模な抗議活動も同時に行われた。

同じ夜、過去28週間にわたる司法改革計画への抗議活動の中心地であるテルアビブには約20万人が集まった。抗議者らは、7月23日から25日までエルサレムへの行進を続け、クネセト周辺に集まる予定だ。この日、議会は政府の決定に対する最高裁の裁定権を制限する物議を醸す法案について2度目で最後の審議と採決を行う。

7月22日、テルアビブからエルサレムへ向かう道に数万人が集まった。写真：AFP

イスラエル医師会は同日、抗議活動に対応するため医師らに業務を停止し、7月23日にエルサレムへ移動するよう呼びかけた。一方、1万人以上の予備役兵士は司法改革計画に抗議し、毎年の兵役を中止すると発表した。これに先立ち、イスラエル空軍の予備役1,000人以上も年次訓練への参加を拒否すると発表している。

イスラエル労働総同盟（ヒスタドルト）の代表は、物議を醸している法案がクネセトで可決されるのを阻止するため、3月のように全国規模のゼネストを組織するよう多くの人々から要求されたため、7月22日夜に緊急会議を開いた。

7月22日午後、イスラエル警察は、各地から多数の抗議者が市内に流れ込んでいることから、7月22日と23日にエルサレムの複数の道路を封鎖すると発表した。テルアビブとエルサレムを結ぶ高速道路1号線は現在、抗議デモが行われている影響で一方通行となっている。

VNA

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