ペルーのアンデス山脈に源を発する雄大なアマゾン川の主要支流の一つであるソリモエス川の水位が、コロンビアとの国境にあるブラジルの町タバティンガで記録史上最低を記録した。
ソリモエス川の支流であるテフェ川も9月15日に完全に干上がった。昨年の干ばつで200頭以上の淡水イルカが死んだ近くのテフェ湖も干上がり、絶滅危惧種が好む生息地を奪っている。
9月17日、ブラジルのアマゾナス州テフェ近郊、アマゾン川最大の支流の一つソリモエス川に漂着した水上家屋が見られる。写真:ロイター
タバティンガのソリモエス川の水位は、9月前半に平均より4.25メートル低いことが測定された。テフェでは、川の水位は昨年の平均より2.92メートル低く、今後も史上最低の水位まで下がり続けると予想されている。
ソリモエス川がリオ・ネグロ川に合流してアマゾン川を形成するアマゾン最大の都市マナウスでは、リオ・ネグロ川の水位が昨年10月に記録した最低水位に近づいている。
「昨年の10月にも私たちはこのような状況にありました」と先住民族のリーダーであるカンベバ氏は語った。 「今年は干ばつがさらにひどくなった。」
「私たちは重要な一年を過ごしている。今年は、いくつかの月で昨年の記録を破った」とグリーンピースの広報担当者ロムロ・バティスタ氏は砂丘と化したソリモエス川の支流を指差しながら語った。
2年連続の深刻な干ばつにより、ブラジルの植生の多くが枯れ、南米全土で山火事が発生し、都市が煙に覆われている。
「気候変動はもはや10年、20年後の将来に心配する問題ではない。私たちが考えるよりもはるかに大きな力で、すでにここに存在しているのだ」とバティスタ氏は付け加えた。
ゴック・アン(ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/han-han-ky-luc-khien-muc-nuoc-song-amazon-xuong-thap-nhat-moi-thoi-dai-post312912.html
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