4月17日、マイク・ジョンソン米下院議長は、ウクライナとイスラエルに対する米国の長らく遅れている軍事支援策に関する自身の提案について、下院が4月20日に採決を行うと述べた。
米国下院の会議。 (出典:ホワイトハウス) |
AFP通信はジョンソン委員長の発言を引用し、「これらの法案の最終可決を問う投票が4月20日の朝に行われることを期待する」と伝えた。
ジョンソン氏の発言は、ウクライナ支援に610億ドル、イスラエルに260億ドル以上、台湾(中国)に80億ドルを含む米国政府の新たな軍事援助パッケージを背景に行われた。
支援策は上院で可決されたものの、ウクライナの勝利に対する疑念の高まりや移民問題などの国内問題により、共和党が多数を占める下院では難航している。
同日、ジョー・バイデン米大統領は議会に対し、上記の支援策を速やかに可決するよう求めた。
ウォール・ストリート・ジャーナルに掲載された論説で、ホワイトハウス長官は、米国の同盟国はロシアおよびイランとの紛争において「極めて重要な」局面にあると強調した。
同氏によれば、両国は自国の 主権を効果的に守る能力を有しているものの、「そのためには、武器を含む米国の支援に依拠している。そして今が重要な局面だ」という。
米国の指導者は、4月13日夜から14日早朝にかけてのイランによるイスラエル攻撃を受けて、米国がイスラエルとウクライナへの共同支援パッケージの提供を加速させる可能性があるとの憶測の中で、上記の評価を行った。
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