フランスは来年カリブ海諸国ガイアナに大使館を開設することでガイアナと合意し、欧州連合(EU)加盟国として初めて大使館を開設することになった。
ガイアナのイルファーン・アリ大統領(右)は、3月25日に首都ジョージタウンで行われた会談で、フランスのステファン・セジュルネ外相と握手している。(出典:デメララ・ウェーブス) |
ガイアナのデメララ・ウェーブス・ニュースサイトが3月26日に伝えたところによると、この決定は前日、カリブ海諸国の首都ジョージタウンで行われた同国のイルファーン・アリ大統領とフランスのステファン・セジュルネ外相の会談でなされたという。
会談後の共同声明で、双方はフランス大使館が「特に欧州企業が経験を有するガイアナの経済優先分野を中心に、さまざまな分野で協力を推進していく」と強調した。
表明された共通目標に沿って、新しいフランス大使館は、ガイアナとフランス領ギアナの海外領土との関係強化、およびジョージタウンに本部を置くカリブ共同体(CARICOM)とパリの関係強化に貢献することになる。
フランスは海外領土のカリコムへのさらなる統合を推進することに熱心である。
両者はまた、「隣国であり友好国として」関係を強化する誓約書に署名し、パリはジョージタウンの海上警備能力を強化するために船舶を提供することに合意した。
両国は、民主主義の価値観と国際法の尊重、そして国家の主権と領土保全に対するコミットメントを共有していると述べた。
フランスとガイアナはまた、ガイアナ楯状地帯の安全と安定を確保し、同地域の組織犯罪と闘うための協力を強化することを期待しており、防衛、気候変動、食糧安全保障、インフラ、テクノロジー、観光の分野での協力強化の優先事項を特定するための共同作業部会を設立することに合意した。
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