9月2日、フランシスコ教皇はモンゴルを初めて訪問し、チンギス・ハンの時代以来のモンゴルの宗教の自由の伝統を称賛した。
2023年9月2日、ウランバートルの国立宮殿前のスフバートル広場でフランシスコ教皇とモンゴルのウフナーギーン・フレルスフ大統領。(出典:バチカン) |
フランシスコ教皇はモンゴルへの初訪問で、チンギス・ハン建国以来のモンゴルの宗教の自由の伝統を称賛した。ローマ教皇がこの内陸アジア諸国を訪問するのは今回が初めてだ。
フランシスコ教皇は国立宮殿でモンゴルのウフナーギー・フレルスフ大統領と会談し、芳名帳に「若く古く、現代的で伝統豊かな国」を平和の巡礼者として訪問していると記した。
ローマ法王は、バチカンが北はロシア、南は中国と長年問題を抱えてきた地域への外交的遠征の一環としてモンゴルを訪問している。
キリスト教は数百年にわたってこの地域に存在してきたが、カトリック教会がモンゴルでの存在を認められたのは、同国が憲法に宗教の自由を定めた1992年以降である。
カトリック教は認められ合法であるにもかかわらず、ここで働く外国人宣教師たちは、地元当局が制限を課していると不満を漏らしている。バチカンは包括的な二国間協定によって制限が解除されることを期待している。
モンゴルはカトリック教徒がわずか1,450人しかいない仏教徒が大多数を占める国であり、2013年3月にバチカンの首長に選出されて以来、10年以上の間にフランシスコ法王が訪問した43カ国目となる。
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