世界の原油価格

ロイター通信は、今週の主要インフレ指標と米連邦準備理事会(FRB)の会合を前に、アナリストらが世界的な供給増加と需要増加への懸念を指摘したことから、原油価格は週初の取引を4%近く下落して終えたと報じた。

ブレントとWTIがともに衝撃的な4%下落したことで、原油価格は再び混沌としている。イラスト: Oilprice

ブレント原油先物は2.95ドル(3.9%)下落し、1バレル71.84ドルとなり、2021年12月以来の安値となった。米WTI原油価格は3.05ドル(4.4%)下落し、1バレル67.12ドルとなった。

オイルプライスによると、ゴールドマン・サックスが今年後半と2024年の供給が予想より多いため原油価格予想を引き下げたという情報が6月11日に市場に入った後、ブレント原油とWTI原油はともに下落した。同行は、12月のブレント原油価格がこれまでの1バレル95ドルから86ドルに、WTI原油価格が89ドルから81ドルに下落すると予想している。

ゴールドマン・サックスの原油価格予想の下方修正は原油売りのきっかけとなるようだ、とKplerのアナリスト、マット・スミス氏は述べた。

一方、UBSのアナリスト、ロバート・ヤウガー氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)は今月金利を据え置くと予想されているものの、投資家は来月も利上げが続くのではないかと懸念していると述べた。

USバンク・アセット・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「今週の市場にとって、FRBの会合とインフレ圧力が引き続き主要な問題だ」と述べた。

ハワース氏は、FRBは金利を据え置く可能性が高いと述べた。そのため、投資家は予想される金利の推移を把握するために、パウエルFRB議長の記者会見を注意深く監視する必要があるだろう。

また、世界最大の原油・精製品輸入国である中国の石油需要回復の遅れも投資家の懸念材料となっている。

ロバート・ヤウガー氏は「中国の需要は実現の兆しを見せていない」とコメントし、この東アジアの国に対する1日200万バレルの需要予測は大きな数字だと述べた。そのため「OPECと国際エネルギー機関(IEA)が需要予測を引き下げるのではないかという懸念は確かにある」

本日(6月13日)、OPECとIEAは月次市場最新情報を発表します。

先週、中国の経済データが期待外れだったことでサウジアラビアの7月の減産表明による強気な勢いが消え、ブレント原油とWTI原油はともに2週連続で下落した。

ガソリン価格は関連ニュースの影響で激しい変動が続いている。イラスト写真:ロイター

国内ガソリン価格

6月13日のガソリンの国内小売価格は次のとおりです。

E5 RON 92ガソリンは1リットルあたり20,878 VND以下です。

RON 95ガソリンは1リットルあたり22,015 VND以下です。

ディーゼル油は1リットルあたり18,028VND以下。

灯油は1リットルあたり17,823VND以下。

燃料油は14,719VND/kg以下。

上記の国内ガソリン価格は、6月12日午後、 財政・商工省の合同価格管理会議で調整され、ガソリン価格は変わらず、原油価格は1リットルあたり100ドン弱小値上がり、燃料油価格のみが1キログラムあたり164ドン値下がりした。

この運営期間中、共同省庁は、E5 RON 92ガソリンを228 VND/リットル(前期は300 VND/リットル)、RON 95ガソリンを180 VND/リットル(前期は300 VND/リットル)で価格安定基金(BOG)として確保しました。ディーゼル燃料価格200VND/リットル(前期は300VND/リットル)。灯油 1リットル当たり200ドン(前期は1リットル当たり300ドン)。燃料油は100 VND/kg(前期は300 VND/kg)。同時に、BOG 基金をすべてのガソリンや石油製品に使用しないでください。

今年に入ってからガソリン価格は17回調整され、そのうち9回は値上がり、6回は値下がり、2回は横ばいとなった。

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