日本は今月下旬にクアッド(オーストラリア、インド、日本、米国)外相会合を主催する可能性がある。
クアッド諸国は7月末に外相会合を開く予定だ。 (出典:タイムズ・オブ・インディア) |
上記の情報は7月2日、インドの新聞「タイムズ・オブ・インディア」が報じた。
具体的には、クアッド諸国は今月後半に会合を開催する予定であり、会合では外相らがルールに基づく国際秩序と自由で開かれたインド太平洋地域へのコミットメントを強く再確認するとみられる。
また、昨年の広島サミットで発表された、気候変動、クリーンエネルギーのサプライチェーン、インフラ整備などを含むインド太平洋地域におけるクアッドの取り組みに関する協力も検討する。
閣僚らはまた、力や威圧によって地域の現状を変えようとするいかなる一方的な行動にも反対を改めて表明する可能性が高い。
2023年の国連総会に合わせて行われた直近の外相会合で、クアッドは係争地の軍事化、沿岸警備隊や海上民兵の船舶の危険な使用、他国の沖合石油・ガス活動を妨害する動きについて深い懸念を表明した。
議題は、ミャンマー、朝鮮半島、ウクライナの情勢についても焦点となることが予想される。
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