(CLO)隣国アメリカとの緊張がカナダで愛国心の高まりを招き、旗製造会社フラッグス・アンリミテッドの旗の売上が1年前に比べて2倍に増加した。
この売上急増は、2月15日のカナダ国旗制定記念日にあたる。この日は、オタワで赤と白のメープルリーフ旗が導入されてから60周年にあたる。
カナダの国旗。写真: モハメド・アリ
トロント北部バリーのフラッグス・アンリミテッドの共同経営者マット・スキップ氏は、需要急増の原因はドナルド・トランプ米大統領によるカナダの 主権に対する脅しにあると述べた。
「これは 政治的状況に対する直接的な反応であり、カナダ国民は団結の象徴として国旗を支持している」とスキップ氏は語った。
カナダの政治家たちは、団結と国家への誇りを示すため、今週末、国民に国旗を掲げるよう呼びかけた。
トランプ大統領が2月3日に大半のカナダ製品に25%の関税を課すと発表した後、カナダ国民は米国への旅行をキャンセルし、ワインなどの米国製品をボイコットし、 スポーツイベントでブーイングまでした。しかし、トランプ大統領はこの関税の導入を延期している。
政府筋によると、ジャスティン・トルドー首相は先週、ビジネスリーダーらに対し、カナダを米国の51番目の州として併合するというトランプ大統領の主張は「真実」であり、カナダの豊富な天然資源と関係があると考えていると語った。
年間50万枚以上の旗を生産するフラッグス・アンリミテッド社は、需要の急増に対応するためシフトの追加や追加資材の調達を検討している。同社はオンタリオ州で旗の製造と組み立てを行っているが、一部の材料は依然として海外から輸入している。
自動車部品工場の労働者マイク・アレンさんは水曜日に旗を買うために店に立ち寄った。アレン氏は、自身の仕事への直接的な影響を懸念し、米国の関税に反対したと述べた。
北米の自動車産業は密接に結びついており、関税により米国人のコストも増加すると各社は警告している。 「我々は敵ではない。なぜ攻撃されているのか理解するのは難しい」とアレン氏は語った。
カオ・フォン(CNN、BBC、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/doanh-so-ban-co-canada-tang-manh-sau-cac-de-doa-tu-ong-trump-post334723.html
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