12月28日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、大西洋での防衛演習に参加するために5,600人以上の兵士を動員すると発表した。
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は12月28日、カラカスでボリバル国軍(FANB)のメンバーとの会合中に演説した。(出典:AFP) |
この声明は、南米ガイアナとベネズエラの間でエセキボ島領土をめぐる紛争が続く中、英国政府が同国に軍艦を派遣することを決定した後に出された。
AFP通信はマドゥロ大統領の発言として、この防衛演習は「ベネズエラの平和と 主権に対する英国の挑発と脅威に対応する」ことを目的としたものだと伝えた。
「我々は外交、対話、そして平和を信じています。しかし、誰もベネズエラを脅かしたり、干渉したりすべきではありません。我々は平和の民であり、同時に闘士でもあります。いかなる主権国家もこの脅威を受け入れることはできません」と指導者は強調した。
ベネズエラのパドリノ・ロペス国防相は以前、同国軍はガイアナと領有権を争っているエセキボ島を守るために常に警戒しており、「国家主権と領土保全の確保」を継続するために「今後の課題」に立ち向かう準備ができていると明言していた。
一方、ベネズエラのラテンアメリカ会議議長アンヘル・ロドリゲス氏もイギリスがガイアナに軍艦を派遣する決定を非難した。
ロドリゲス氏によれば、英国がガイアナに対する「軍事的・外交的支援」と表現したこの動きは、「地域の平和に対する明らかな脅威であり、国際法に違反する挑発行為」である。
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