ドナルド・トランプ前大統領は3月2日、バージニア州リッチモンドで行われた選挙活動イベントで演説した(写真:AFP)。
「プーチン大統領はオバマ大統領をほとんど尊敬していないので、核について語り始めた。聞いただろう、核だ。今日、彼は核兵器について語り始めた」とトランプ氏は3月2日夜、リッチモンドで語った。
トランプ氏が7年以上前に退任したオバマ氏について言及すると、聴衆は静まり返ったと伝えられている。トランプ氏が過去6カ月間で同様のミスを犯したのは、対立候補の共和党ニッキー・ヘイリー氏を民主党元下院議長ナンシー・ペロシ氏と間違えた時を含めて3度目となる。
共和党の大統領候補指名をめぐってトランプ氏に挑戦する唯一の候補者であるヘイリー氏(52歳)は、選挙広告でトランプ氏とバイデン氏が不機嫌な老人であるのに対し、自身を若い候補者として常に描いてきた。
トランプ氏の失言は、バイデン氏もウクライナとガザを混同した翌日に起きた。
「今後数日間で、我々はヨルダンの友人たちや、ウクライナに食糧や物資を届けるために働いている他の人々と合流する」とバイデン氏は3月1日に述べた。同氏はさらに、米国は「海上回廊を含むウクライナへの他のルートの開設を検討するだろう」と付け加えた。
ホワイトハウス当局者はその後、バイデン氏が言及していたのはウクライナではなくガザ地区のことだったと明言した。
ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が共同で実施した最新の世論調査によると、調査対象となった有権者の73%がバイデン氏は大統領として実力を発揮するには年を取りすぎていると考えている。これには2020年にバイデン氏に投票した人の61%も含まれる。
一方、有権者はバイデン氏より4歳年下のトランプ氏についてはそれほど懸念していないようだ。回答者のわずか42%が、トランプ氏は大統領として有能であるには「年を取りすぎている」と答えた。
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