BRICS外相会議は6月1日と2日に南アフリカのケープタウンで開催され、同圏への新規加盟国の歓迎など多くの問題について議論される。
BRICS加盟国の外交官らが6月1日に南アフリカのケープタウンで会合した。 (出典:ロイター)
開会セッションで演説したロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、サウジアラビアを含む10カ国以上がBRICS加盟の希望を表明しており、同連合は現在この問題への取り組み方を検討中であると述べた。
ラブロフ外相によれば、この問題はサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウド外相と話し合ったという。
インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカール外相は、この会議は多極化した世界が「再均衡化」しつつあり、古いやり方では新たな状況を解決できないという強いメッセージを送ったと強調した。
「我々は変化の象徴であり、それに応じて行動しなければならない」とジャイシャンカール氏は宣言した。
一方、中国の馬朝旭外務副大臣はBRICSへの新規加盟を歓迎する意向を表明した。
BRICS外相会議では、新開発銀行(NDB)の強化や、現在国際取引で使用されている米ドルに代わる通貨の利用の可能性についても議論された。
南アフリカのナレディ・パンドール外相によると、その目的は、制裁に直接関与していない国々に影響を及ぼす「制裁の犠牲にならないようにする」ことだという。
会議は6月2日も議論を続け、アフリカと南半球諸国から15人の外相が出席するよう招待されている。
BRICSは現在、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5か国で構成されており、世界人口の41%、世界の国内総生産(GDP)の24%、世界貿易の16%を占めている。
南アフリカで開催されるBRICS外相会議は、4年ぶりのBRICS外相会議となる。
会議の議題は公表されていないが、アナリストらは、メンバー間の連携を深め、グループの拡大を検討することに議論が集中するとみている。
ロシアとウクライナの紛争により地政学的な二極化が進む中、BRICS首脳らは石油生産国を含む新たな加盟国を受け入れる用意があると述べた。
南アフリカ当局は、ベネズエラ、アルゼンチン、イラン、アルジェリア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)を含む計13カ国がBRICS加盟を正式に申請、あるいは関心を表明していると述べた。
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