地元テレビの映像には、建物が炎に包まれ、瓦礫が歩道に落ち、建物内部で小さな爆発音が聞こえる様子が映し出されていた。アパートの住人の多くはバルコニーに逃げ、消防隊がクレーンで救助するのを待った。
スペイン軍緊急部隊の兵士約90人と消防車40台も現場に派遣された。
2月22日、スペインのバレンシアでアパートが火災に見舞われた。(写真:ロイター)
バレンシア市長のマリア・ホセ・カタラ氏は4人が死亡したことを確認した。さらに、少なくとも15人が負傷し、そのほとんどが火傷、骨折、煙の吸入などで苦しんでいる。その中には消防士6人も含まれていた。
事件当時、建物内に何人がいたかは不明だ。ロイター通信によると、少なくとも14人が依然として行方不明となっている。
2月22日、スペイン・バレンシアのアパート火災現場。(写真:ロイター)
カタラ氏は、14階建ての建物が倒壊する危険があり、火災による高熱のために救助隊が建物に到着して生存者を探すのが困難になっていると述べた。消防士たちは建物に入る前に消火と建物の外側の冷却に努めた。
火災後、アパートはほとんど骨組みだけになった。 (写真:タイム)
最初の情報によると、火災は建物の4階で発生し、他のアパートに燃え広がった。目撃者によると、強風により火は急速に燃え広がり、わずか30分ほどで建物全体を焼き尽くしたという。
火災が急速に広がったのは、15年前に建てられた建物の構造に使用されていた材料と、当時最大時速60キロの風が原因だったのではないかと推測されている。しかし、バレンシア市長のマリア・ホセ・カタラ氏は、これを確認するには時期尚早だと述べた。
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